


アラブニュース・ジャパン
東京:福島原発事故をめぐり、東京電力の旧経営陣3人に刑事責任を問う裁判の控訴審が6日に結審した。判決は12月に言い渡される見通し。
東京高裁前では、旧経営陣を告訴した関係者などが審理の継続を求めた。
原告側は、原発事故による避難により、大熊町の双葉病院に入院していた患者44人を死亡させたと主張している。主張の一部は、東電が原発を保護するための予防措置を実行できなかったことに関するものである。
これは東京電力の責任や過失を問う唯一の刑事裁判だ。弁護団は、1万2140筆の署名を集めた嘆願書を提出し、現地検証などを求めていた。