
アラブニュース・ジャパン
東京:日本の岸田文雄首相は8月にチュニジアで開催予定のアフリカ開発会議(TICAD8)に出席し、ウクライナ情勢を受けた食糧、エネルギーの問題について話し合う。
林芳正外相は、「新型コロナウイルスの感染状況などを踏まえる必要があるが、諸般の事情が許せば、岸田総理はチュニジアを訪問し、TICAD8に出席する予定だ」と述べた。
「新型コロナに加えて、ウクライナ情勢を受けた食料、エネルギー価格の高騰がアフリカの経済社会にも甚大な影響を及ぼす中で、国際的な連携が今こそ必要であり、重要であると考えている」
林氏はまた、今年3月に行われたTICAD8閣僚会議において議長を務め、ウクライナ情勢がアフリカに及ぼす影響に鑑み、国際社会が協力する必要性について議論したことに言及した。
「TICAD8では、こうした閣僚会議での議論を踏まえ、食料、安全保障の強化も含むアフリカの開発課題について議論をし、ポストコロナを見据えたアフリカ開発の進路を示していきたいと考えている」