
安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、現場に供えられた花を供養する「花供養法要」が18日、奈良市の西大寺で行われた。近鉄大和西大寺駅前の献花台は19日朝に撤去される予定。
自民党奈良県参議院第2選挙区支部が主催し、同県選出の自民党の国会議員や仲川元庸奈良市長ら約50人が参列。安倍元首相をしのび、黙とうした。西大寺と大安寺(奈良市)の住職が読経を上げた後、銃撃現場にいた堀井巌参院議員が「10万人以上が献花に来たと承知している。献花台は区切りとなるが、花の思いが元総理の元に届くことを願う」とあいさつした。
安倍氏の応援演説を受けた佐藤啓参院議員は法要後、記者団の取材に「献花した人の一つ一つの思いが届けば良い」と語った。
時事通信