河野太郎防衛相は9日、イランのハタミ国防軍需相と電話会談し、中東情勢をめぐり意見交換した。河野氏は自衛隊の中東派遣について、現在の準備状況などを説明。
「中東の平和と安定を取り戻す努力が必要だ。
日本も外交的な役割をしっかり果たしていく」と伝えた。ホルムズ海峡を航行する日本関係船舶の安全確保に向け、イランの協力も求めた。
両氏の電話会談は昨年10月以来。河野氏は会談後、記者団に「(イラン側から)ネガティブな反応はなかった」と語った。
JIJI Press