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日本の国会議員が来週台湾を訪問し、関係強化を図る

同議員の台湾訪問は、2020年に故李登輝総統の追悼式に出席して以来となる。(AFP=時事)
同議員の台湾訪問は、2020年に故李登輝総統の追悼式に出席して以来となる。(AFP=時事)
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18 Aug 2022 01:08:37 GMT9
18 Aug 2022 01:08:37 GMT9

サキナ・ジュザール

日本の超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の古屋圭司会長が、来週台湾を訪問する予定であると、連盟に近い情報筋は述べている。この動きは、同連盟が自治領である台湾との関係を前進させようとしていることを受けたものである。

日華議員懇談会の古屋会長は、来週22日から3日間の日程で、台湾の蔡英文総統や国防関係者と会談し、両者の関係をはっきりと宣言することを目的としている。

同議員の台湾訪問は、2020年に故李登輝総統の追悼式に出席して以来となる。しかし、今月初めにナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問したことで、中台間の緊張が高まる中、自民党議員のこの動きは中国に対して挑発的であることの証明になる可能性がある。

同議員連盟は、1949年の内戦による台湾の分裂後、そうでなければ外交関係のない日本と台湾の間の仲介役として機能してきた。また、生前の安倍晋三元首相が同議員連盟の顧問を務めていた。

関係者によると、古屋会長は今回の訪問で、台北との関係継続を目指す東京の姿勢を強調すると述べた。

両者は、10月10日の台湾の国慶節を記念する祝賀式典に向けて議員団を編成し、日本や、米国、台湾自治政府の議員による戦略的対話を行う予定である。

また、最近中国が台湾周辺で行っている大規模な軍事訓練に対する意見など、米国と連携した防衛体制の整備に向けた行動計画も盛り込まれる予定だ。

古屋会長は日華議員懇談会の木原稔事務局長を伴って、故李総統の墓も参拝する予定となっている。

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