
アラブニュース・ジャパン
ドバイ: 9月22日、日本の林芳正外務大臣がヨルダンのアイマン・サファディ副首相兼外務・移民大臣と会談した。
両大臣は国連総会が開催される中、ニューヨークで会談を行い、ヨルダン、日本の二国間関係の発展について話し合った。
林大臣は,9月27日に行われる安倍元首相の国葬参列に向けたアブドッラー2世国王陛下の来日に対して謝意を表明した。
両者はまたイスラエルとパレスチナに関しても意見を交換し、「二国家解決」に基づく地域の和平実現に向けた両国の決意を改めて確認した。
林大臣は、難民大量受入におけるヨルダンの役割は地域の安定にとって重要であると述べ、難民をさらに困窮させている世界的な食料、燃料価格高騰を踏まえて、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)を通して今年日本が行った支援についても説明した。
これに対して,サファディ大臣は中東和平に関する日本の立ち位置と貢献を評価した。
両大臣は、中東に関する日本・エジプト・ヨルダンの 三カ国協議のレビューを行った。両者は、今月その第 2 回局長級協議が開催され、彼らの努力が実を結びつつあることを歓迎し、三者間の協力をさらに促進していくことで一致した。
両大臣は、二国間関係の一層の強化や地域の更なる安定に向け、近い将来に第3回外相間戦略対話を実施することで一致し、引き続き緊密に連携していくことを確認した。