
岸田文雄首相は21日の衆院本会議で、閣僚の辞任が相次いでいることについて「誠に遺憾であり、任命責任を重く受け止めている」と陳謝した。
本会議では2022年度第2次補正予算案が審議入りし、鈴木俊一財務相の財政演説と各党代表質問が行われた。
首相は「政策に遅滞が生じないよう、政府一丸で国政運営に取り組むことで職責を果たす」とも強調した。
寺田稔前総務相の辞任を受け、午後1時を予定していた衆院本会議の開会は同3時前にずれ込んだ。
これに伴い、与野党は参院本会議での財政演説を当初の21日から22日に延期することで合意。
衆院議院運営委員会は理事会で、22日の衆院本会議で予定していた首相外遊報告を取りやめることを決めた。
時事通信