
ドバイ:14日、日本の岸田文雄首相はヨルダンのアイマン・アル・サファディ副首相兼外務・移民大臣から表敬を受けた。
冒頭、岸田首相はアル・サファディ大臣の訪日を歓迎するとともに、日本はヨルダンとの戦略的パートナーシップを非常に重視していると述べた。
これに対し、アル・サファディ大臣は、日本の様々な支援に対する謝意を表明するとともに,ヨルダンもまた日本との伝統的な友好関係を重視しており,幅広い分野で二国間関係を発展させていきたいと考えていると述べた。
岸田首相は,3月13日に開催された第3回日・ヨルダン外相間戦略対話に触れ、両国は政治、経済、安全保障等の各分野で引き続き協力関係を強化していくということで一致した。
中東和平に関し、日本の総理大臣は、ヨルダンによる様々な外交努力を評価していることを伝えるとともに、双方は高い緊張状態が続くイスラエル・パレスチナ情勢に関する懸念を共有し、「二国家解決」の実現に向けて引き続き協力していくことを確認した。
また双方は、東アジアおよびウクライナを含む地域情勢についても議論を交わし、拉致問題を含む北朝鮮への対応において連携していくことを確認した。