
ソウル時事:韓国大統領府は30日、東京電力福島第1原発事故を受けた福島県産水産物の輸入規制に関し声明を出し、「国民の健康と安全が最優先だという政府の立場に変わりない」と強調、「国内に入ってくることは決してない」と撤廃を否定した。
先に行われた日韓首脳会談で、日本側が福島県産水産物の輸入規制撤廃を求めたとの報道を受け、韓国では輸入規制が解除されるのではないかとの観測が出ている。
最大野党「共に民主党」などは29日、尹錫悦政権の対日外交について国会で真相究明を図る「国政調査」の実施を求める要求書を提出。日本側からの輸入規制解除要請があったかどうかも追及するとしている。
時事通信