
東京:4月17日、日本政府は、イエメンにおいて、約900名の被拘束者が解放されたことを歓迎した。
今回の被拘束者解放を実現するためのイエメンの全ての当事者による努力および赤十字国際委員会(ICRC)が果たした重要な役割を高く評価する、と付け加えた。
外務省が発令した声明によると、日本は、イエメンにおける平和および安定の実現に向けたハンス・グルンドベルグ国連事務総長イエメン担当特使の取組を支えていくことを確認している、という。
「イエメン紛争に軍事的解決はなく、イエメン人同士の対話を通じた政治的解決しか道はありません」と、外務省は強調し、「こうした観点から、日本政府は、今回の被拘束者の解放が紛争当事国者の信頼を醸成し、ひいてはイエメンにおける恒常的和平の実現に向けた紛争当事者間の建設的な対話につながることを強く期待します」と、述べている。
日本政府は、国連および関係国と連携しながら、必要な支援の提供および外交努力を通じ、イエメンにおける平和と安定の実現に向け、引き続き説教的に取り組んでいく、と声明で述べた。