
ワシントン:ジョー·バイデン大統領は、ロシアのウクライナ侵攻と中国の太平洋における主張について同盟国と協議するため、水曜日に日本に向かった。同時に、国内では債務上限の議論が膠着状態で期限が迫っているが、国際舞台で「やるべきこと」があると宣言した。
連邦政府の債務不履行を回避するための重要な協議がワシントンで行われているため、バイデン大統領は国際外交を行う一方で、米国の国会議事堂の交渉担当者と「常に連絡を取り合う」ことを約束した。
バイデン大統領は、連邦政府債務の上限引き上げを巡る下院共和党との対立の中、パプアニューギニアへの歴史的訪問とオーストラリアへの重要な訪問の計画を中止した翌日、エアフォースワンでワシントンを出発した。
バイデン大統領はホワイトハウスを出発する前の発言で、「最終交渉に立ち会い、多数派リーダーと協定に署名するため、今回の外遊を短くした」と述べた。「アメリカは故意に債務を支払わない国ではない、我々は支払いをするのだということを明言してきた」
バイデン大統領は広島滞在中、日本、オーストラリア、インドのいわゆる「クアッド」首脳とも会談する予定だ。クアッドとは、バイデン大統領が米国の国家安全保障戦略の最優先事項としているインド太平洋地域において中国に対抗するための協力関係である。この会談は当初、来週、バイデン大統領が就任後初めてキャンベラとシドニーを訪問する際に行われる予定だった。
AP