
東京: 外務省によると、5月25日、アブダビで、日本とアラブ首長国連邦(UAE)は、防衛装備品・技術移転合意に署名した。これは、中東地域との国との間で初めての防衛設備品・技術移転協定である。
磯俣秋男駐UAE日本国大使とガファーン・アル・ジャーベリーUAE国防次官補との間で、署名が行われた。
この協定は、日本とUAE両政府間において、防衛装備品および技術の共同研究・開発・生産、並びに安全保障・防衛分野における協力の強化のため、両国間で移転される防衛装備品技術の取扱いに関する法的枠組みを設定する。両国政府間で所要の手続きを行った後に発効することになる。
外務省によると、この協定の締結により、両国間で移転される防衛装備品や技術について、特に第三国移転や目的外使用に係る適正な管理が確保される、という。
また、「両国間のより緊密な防衛装備協力および日本の防衛産業の生産・技術基盤の維持・向上に寄与し、ひいては日本の安全保障に資することが期待される」という。