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「レバノンに小休止を」政治家に提言

火曜日、ベイルートの物価上昇に抗議し、自分の車で幹線道路を封鎖するタクシー運転手。(AP)
火曜日、ベイルートの物価上昇に抗議し、自分の車で幹線道路を封鎖するタクシー運転手。(AP)
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01 Dec 2021 04:12:56 GMT9
01 Dec 2021 04:12:56 GMT9
  • チャールズ・アービッド氏曰く「今、レバノンの人々は行き詰まっている」

ナジャ・フーサリ

ベイルート:火曜日、経済社会理事会(ECOSOC)のチャールズ・アービッド議長は、12月中の政治的衝突を止めるため「レバノンに小休止を」と題してキャンペーンを立ち上げた。

アン・ナハール・メディアグループのネイラ・トゥエニCEOと経済、商業、観光界の著名人が出席した記者会見で、アービッド氏は「今、レバノンの人々は行き詰まっています。政党は互いに交渉をしておらず、それは状況が相当悪いということです」と語った。

アービッド氏は、政治とは扇動したり、背信を告発したり、次々にデモを起こしたりする仕事ではないと述べた。「政治とは人々に奉仕するものです」

そして「ECOSOCは、人々の心情を伝えてもおかしくない場所です」と続けた。

「レバノンは、悪い慣習のために絶え間ない危機と政治的衝突の国になってしまいました。私たちはそれを解決の国に変えることを目指します」

この記者会見は、昨年10月以来、政府が麻痺状態になっていることをきっかけに開かれた。

「政治的衝突が続いているのに、国外居住者に年末は戻って家族と過ごしてほしいと言えるでしょうか」とアービッド氏は問いかけた。「政治的衝突が続いているのに、どうして国際通貨基金と交渉などできるでしょうか。政治的衝突が続く中で、新型コロナウイルス感染症の変異株流行に立ち向かえますか。薬価と入院費を削減するために協力できますか。政治的衝突が続く中で、経済を活性化させ、賃金を上げ、貧困と闘い、失業や国外移住を抑えることなどできますか」

アービッド氏は、12月に政治的衝突を一時停止しようと呼びかけた。レバノン人が一息入れ、政党は冷静になって対立とは違う解決策を検討し始めるようにするためだ。

アービッド氏は政治家たちに向けて言った。「ひと月だけ時間をください」

トゥエニ氏は言った。「レバノンの状況について誰にも聞けません。良い答えが返ってこないことがもう分かっているからです。私たちは子どもを学校に通わせたり、働きに行ったりすることを恐れています。不安の中で生活しているのです」

「今の状況は私たちが好きな、愛おしい暮らしと笑顔のレバノンのイメージとは違います。レバノン人として団結しましょう。この月を路上での衝突やタイヤの焼き捨て、宗教や党派間の対立がない状態で過ごせるように。レバノンの存続に必要な小休止をとりましょう」

トゥエニ氏は言った。「私たちメディアは、あらゆる前向きなニュースに光を当て、衝突や言説を取り上げるにしても新しいやり方で伝えたいと思います。妨害するものをすべて明るみに出します」

観光連合連盟とレバノンのホテル所有者連合の代表であるピエール・アシュカー氏は、観光業界は大恐慌に見舞われていると言った。「誰もがレバノンの観光業に反対しています。このことは、政治家の宣言と彼らがアラブの人々に向けている敵意を見ればわかります」

アシュカー氏は続けた。「この業界は、国内観光が盛んだった夏の間は比較的好調だったものの、その後は狼の餌食になっています。現状では、8月4日の爆発事故以来、ベイルートのホテルは2,000室が空室のままで、大きく落ち込んでいます」

「今のところ、ホリデーシーズンの企画を発表した観光事業者はありません。楽観視できる材料が何もないからです。ドルの為替レートは依然として上昇を続け、電気も水もディーゼルエンジンもなく、企業の所有者のコストは莫大に膨らみ、政治的、経済的な解決策は示されていません。つまり、今年はお祝いをするような雰囲気ではありません」

アシュカー氏は言った。「毎年65万人がトルコに旅行していましたが、高額の旅費と健康上のリスクのためそれが国内観光になっています」

年末に政治が沈静化しそうな兆しはないものの、ソーシャルメディアの活動家は「#Khallouh Indcom」(彼をそばにおいて)キャンペーンを開始した。カタールに対し、ドーハ訪問中のミシェル・アウン大統領を引き留めてレバノンに帰さないでほしいと呼びかけているのだ。

「レバノンとカタール間の全航空便の停止」を提唱する人もいれば、大統領の滞在費を支払ってもいい、と投稿したり、「カタールありがとう」とツイートしたりする活動家もいる。

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