

東京:日本の一部地域で洪水が発生するほどの「梅雨」の中、東京都内の寺で日曜日、雨が止むことを願う民俗祭りが行われた。
昭和33年以来、東京都無形民俗文化財に指定されている「水止舞」である。 この祭りは東京の大田区の多摩川近くで浄土真宗の信徒たちが、気温が32度に達する蒸し暑い中舞を舞うものである。
舞の他にも厳正寺では、わらで作られた俵に包まれた男性がほら貝を吹き、別の参加者らによって水をかけられる様子が見られた。
この祭りは700年前に誕生した。1321年に関東地方で大干ばつが発生した後、2年後には大雨が降り、田畑が湖と化した。
人々は雨を降らせ、そして雨を止めさせたという僧侶、法蜜上人に感謝するためにこの祭りは誕生した。
日本では6月から毎年梅雨が続き、一部地域では大雨による被害が出ている。
1週間前、日本西部の九州を流れる白川河川付近では、大雨により川が氾濫し、36万人が避難を余儀なくされた。
気候変動が増加する降雨と強風の原因とされており、これまで以上の被害をもたらしている。