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日本の民俗祭りである「水止舞」が700周年を迎える

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10 Jul 2023 02:07:18 GMT9
10 Jul 2023 02:07:18 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:日本の一部地域で洪水が発生するほどの「梅雨」の中、東京都内の寺で日曜日、雨が止むことを願う民俗祭りが行われた。

昭和33年以来、東京都無形民俗文化財に指定されている「水止舞」である。 この祭りは東京の大田区の多摩川近くで浄土真宗の信徒たちが、気温が32度に達する蒸し暑い中舞を舞うものである。

 

舞の他にも厳正寺では、わらで作られた俵に包まれた男性がほら貝を吹き、別の参加者らによって水をかけられる様子が見られた。

この祭りは700年前に誕生した。1321年に関東地方で大干ばつが発生した後、2年後には大雨が降り、田畑が湖と化した。

人々は雨を降らせ、そして雨を止めさせたという僧侶、法蜜上人に感謝するためにこの祭りは誕生した。

日本では6月から毎年梅雨が続き、一部地域では大雨による被害が出ている。

1週間前、日本西部の九州を流れる白川河川付近では、大雨により川が氾濫し、36万人が避難を余儀なくされた。 

気候変動が増加する降雨と強風の原因とされており、これまで以上の被害をもたらしている。

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