
岸田文雄首相は6日に広島市で開かれる「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)と、9日に長崎市で行われる「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参列する。松野博一官房長官が4日の記者会見で発表し、「核兵器の使用が筆舌に尽くし難い惨状をもたらしたことを被爆地から訴える」と強調した。
米ワシントンで18日に予定する日米韓首脳会談では「核の傘」提供を含む拡大抑止も議題となる見通し。これに関して松野氏は「安全保障環境を確保しつつ、同時に核兵器のない世界という理想に近づけるべく取り組むことは決して矛盾しない」と説明した。
時事通信