• 2日間の会合で参加者らは、宇宙経済の役割を強化する方法と、世界的な課題に対応する取り組みへの宇宙経済の具体的な寄与について議論する

アラブニュース

リヤド：サウジアラビアの代表団は、インドのベンガルールで7月6日木曜日に始まった第4回G20宇宙経済リーダーズ会合（SELM）に 参加している。

サウジ通信社（SPA）報じたところによると、サウジ宇宙委員会のモハメド・アル・タミミ最高経営責任者（CEO）が2日間の会合でサウジアラビア代表団を率いており、参加者は宇宙経済の役割を強化する方法と、世界規模の課題に対処し国連の持続可能な開発目標を達成する取り組みへの具体的な貢献について議論することになっている。

代表団には、G20加盟国の宇宙機関や関連機関の代表者、他国からの被招聘者、国際機関や地域機関の幹部が参加している。

会議の中で、アル・タミミ氏は、年に一度の会合で定着している協調精神と楽観主義が、世界の宇宙活動と努力の共通の特質になっていると語った。宇宙分野とその応用をどのように活用するかという点で、この特質が人類の長期的な未来を形成し続けることになるだろう、と同氏は付け加えた。

また同氏は、今回の重要な会議を主催したインド当局とインド宇宙研究機関の関係者にも謝意を表明した。

サウジアラビアは、持続可能な民間宇宙探査の指針となる「アルテミス協定」の調印国としての公約や、1967年に発効した宇宙条約の実践的側面の実施に向けた努力への貢献に沿って、会議の協調目標の推進に努めている、とアル・タミミ氏は述べた。

今回の年次総会は、2020年にサウジアラビアがG20の議長国を務めた際の成果のひとつであり、その際、持続可能な開発、食料安全保障、世界規模の保健を支援するため、宇宙経済と関連データの活用がもたらす利益を最大限に高めるべく、宇宙関連協力が初めてG20のアジェンダとなった。