ドバイ:日本の林芳正外相は9月7日、サウジアラビアを訪問中にオマーンのサイイド・バドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ外相と会談し、日・オマーン関係を様々な分野で拡大する意向について話し合った。
林外相は、昨年オマーンが日本との間で液化天然ガス(LNG)長期取引契約に関する基本合意書を調印したことを評価するとしたうえで、オマーンからのLNGの安定供給は重要であると述べた。
両外相は、再生可能エネルギーおよび従来型エネルギーの分野における協力に大きな関心を示した。
サイイド・バドル外相は、先日開始したALPS処理水の海洋放出に関して、日本が国際的な基準を遵守して実施していくことを信頼していると述べた。
日本とオマーンは昨年、外交関係樹立50周年を迎えた。両国は今後も関係強化に努めていく。