
カンボジアの首都プノンペンで、特殊詐欺に関与したとみられる日本人約20人が現地の警察当局に身柄を拘束されたことが13日、関係者への取材で分かった。日本の当局とも連携し、詳しい状況を調べる。
関係者によると、警察は11日夜、日本人が詐欺に関与しているとする在カンボジア日本大使館などからの情報を基にプノンペンのアパートに立ち入り、約20人を拘束。数人が逃走しているという情報もある。
東南アジアを拠点に日本人が特殊詐欺に関与し、摘発されるケースが相次いでいる。カンボジアでは4月、拘束されていた日本人19人が日本に移送され警視庁に逮捕された他、8月にも送還された2人が佐賀県警に逮捕された。
時事通信