
ロンドン: 英国のドミニク・ラーブ外相は月曜日、サウジアラビアとオマーンの首脳と会談するため、湾岸諸国への初めての公式訪問を開始する。会談では、貿易や気候変動が扱われる見込みだ。
昨年7月にボリス・ジョンソン首相から外務大臣に任命されたラーブ氏は、現地で5年間続く紛争の政治的解決策を見つける努力をもう一度激励しようと、イエメンの首脳らとも会談する予定だ。
この訪問は、1月にヨーロッパ連合を離脱した後、英国が世界の舞台における新たな役割を定めようとする中で、同地域における英国との関係を再確認することを目指している。
「湾岸諸国は英国の安全保障にとって重要ですが、巨大なチャンスがある地域でもあります。オマーンもサウジアラビアも、英国が世界をリードする医療、教育、文化などの分野での成長を望んでいます」と、ラーブ外相は声明で述べた。
「貿易や地域の安全保障、気候変動、この極めて重要な地域における人権問題などについて議論することを楽しみにしています」。
ラーブ外相はまず、ハイサム・ビン・ターリク国王とユースフ・ビン・アラウィ・ビン・アブドゥッラー外相と会談するため、オマーンを訪問する。
彼はその後、貿易やG20でサウジアラビアが議長国を務めること、COP26気候サミットの英国開催などを含む議論を行うため、サウジの首脳と会談する予定だ、
一方リヤドでは、アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領と会談する予定だ。
ロイター通信