アブダビ: 12月6日、ウラジーミル・プーチン大統領はアラブ首長国連邦に到着した。プーチン氏が旧ソ連邦以外の国を訪問するのは稀だが、ロシア政府は世界の外交舞台での復権を狙っている模様だ。UAE国営通信WAMが伝えた。
「プーチン氏が搭乗する飛行機はアブダビに着陸した」とロシア国営ニュース局RIAノーボスチはソーシャルメディアでも伝え、ロシア国営テレビは氏が滑走路で政府関係者の出迎えを受ける場面を放映した。
プーチン大統領の搭乗機がUAE領空に入るとすぐに、多数の軍用機が歓迎の意を表するために随伴した。
シェイク・ムハンマドUAE大統領はカスル・アル・ワタンで開かれた公式レセプションでプーチン氏を出迎えた。プーチン大統領の車列にはアラビア馬にまたがった儀仗兵の一団が随行した。
WAMが伝えたところでは、両国の国歌が演奏され、歓迎式典の一環として21発の礼砲が発射された。
続いてUAEは空中ディスプレイを行い、空はロシア国旗の色に染められた。