
ドバイ:イスラエルのヨッシ・ベイリン元法務大臣が、テレビ番組の司会者からイスラエルとハマスの紛争をめぐる報道について答えるよう求められ、そのインタビューを途中退席した。
ベイリン氏は、ロシア・トゥデイの司会者アフシン・ラッタンシ氏とのインタビューに臨み、ガザにおけるパレスチナ人の大量虐殺と、パレスチナ人による抵抗とネルソン・マンデラ氏のアフリカ民族会議による抵抗との類似性について質問を受けた。
その後、ハマスに捕らわれたイスラエル人女性の人質が強姦されたとする証言は検証が済んでいないのではないかと、司会者がイスラエルの元大臣に質問を向けたところで、2人の議論がヒートアップ。
ベイリン氏は「それに関しては議論すらしたくない。こうした気の毒な女性たちが殴られたりレイプされたりしたのを世間が信じていないとしても、私は彼らが間違っていることを証明する立場にはない」と答えた。
一方、ラッタンシ氏は、この証言は未だに証明されていないと発言。
同氏は続けてベイリン氏に対し、10月7日の事件をめぐる証拠の疑わしさについて尋ね、その同じ日にイスラエルが味方を誤射したという、イスラエルの新聞ハアレツが報じた内容についても証拠を求めた。
するとベイリン氏は、「そうかもしれない。その報道は真実で、10月7日に殺された1,200人は全員、イスラエル人に殺されたと…君は狂っているのか…我々が自分たちを殺し、レイプしたとでも」と皮肉混じりに返答。
それに対し司会者は、今問われているのは、この事件を事実と信じているかどうかではなく、そのような証言について検証、反論するための証拠を提示することだと返した。
ベイリン氏がインタビューの方向性に激怒し始めると、司会者はシリアの武装勢力ダーイシュに対するイスラエルの支援に話題を移行。
しかし、ベイリン氏はこの件に関するコメントを拒否し、インタビューを突如打ち切った。