
アル・ムッカラー: イエメンのイランに支援されたフーシ派民兵は月曜日、紅海の商業船に対するミサイル攻撃とドローン攻撃を再開し、米国や他国からの軍事的対応を想定して部隊を厳戒態勢に置くと発表した。
民兵のスポークスマンであるヤヒア・サレア氏は、タンカー「スワン・アトランティック」とコンテナ船「MSCクララ」がフーシ派によるイスラエルへの航行を禁じる警告を無視したため、2機のドローンを発射したと主張した。
「ガザ地区の忠実な同胞が必要な食糧や医薬品を運んでくるまで、イスラエルの港に向かう船舶は、アラブ海や紅海から出航することは禁止である」とサレア氏は声明で述べた。
フーシ派は日曜日に紅海での船舶への攻撃を停止した。オマーンがフーシ派と他国との交渉を促し、イエメンの民兵に行動を停止するよう説得したとの報道もある。
ノルウェーのInventor Chemical Tankers社は月曜日、ケイマン諸島船籍のタンカー、スワンアトランティックが紅海で被弾したと発表した。
海上の活動を監視する英国海事貿易局(UKMTO)は月曜日、紅海とバブ・エル・マンデブ海峡付近で発生した事件に関して、少なくとも5件の通告を出した。
UKMTOは午後12時30分に最初の通告を出し、ジブチの北西で発生した事件に関する情報を受け、この海域を航行する船舶に警戒するよう勧告した。
同組織はその後、イエメンの港町モカの南東で、武装した男たちを乗せたボートが近づいてきたと船が主張し、船の警備員が警告発砲したという別の事件を報告した。
西部の都市ホデイダを含むフーシ派第5軍事地域の司令官であるユスフ・アル=マダニ氏は、民兵がイスラエル行きの船を攻撃するのを阻止しようとするいかなる軍事勢力も攻撃すると宣言し、報復攻撃に直面するため、自軍は厳戒態勢を敷いていると主張した。
アル=マダニ氏は月曜日、フーシ派の地元ラジオ局にこう語った 「我々は戦う準備をしなければならない」
フーシ派は、イスラエル軍がガザへの砲撃をやめるまでイスラエル行きの船舶を阻止するという民兵組織の公約として、紅海の商業船舶や海軍船舶に向けて弾道ミサイルや無人機を発射している。