
エルサレム:イスラエル軍は月曜日、イスラエルに対するハマスのロケット攻撃を担当する「中心人物」をシリアで殺害したと発表した。
軍によれば、ハッサン・アカシャは、イスラエルと併合されたゴラン高原に近いシリア政府の支配下にあるベイト・ジンで「抹殺」された。
「彼はここ数週間、ハマスがシリア領内からイスラエルに向けて発射していたロケット弾の中心人物だった」
「戦争が始まって以来、アカシャはシリアからイスラエル領に向けてロケット弾を発射するハマスのテロリスト集団を指揮していた」
これは、イスラエルがガザ地区でパレスチナ過激派組織ハマスとの戦争を激化させ、地域の緊張が高まっている中行われた。
この戦争は10月7日にハマス過激派がイスラエル南部に致命的な攻撃を行って以来勃発した。公式発表に基づくAFPの集計によると、民間人を中心に約1140人が死亡した。
ハマスが統治するガザでは、イスラエルによる陸・空・海からの報復攻撃によって、少なくとも23,084人が死亡している。
イスラエルは、シリアを標的にした個々の攻撃についてコメントすることはほとんどないが、シリアのアサド大統領政権を支持する宿敵イランがシリアでプレゼンスを拡大することは許さないと繰り返し述べている。
「我々はシリア領土からのテロを許さず、その領土から発せられるすべての活動に対してシリアに責任を負わせる」とイスラエル軍の声明は述べている。
ハマスからのコメントはない。
時事通信