
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)は、テント、医薬品、様々な食料品などを含む、300トンを超える人道支援物資を積んだ14台のトラックをガザ地区に派遣した。
「ギャラントナイト3」と称する人道支援オペレーションで送られたこの人道支援物資は、19日にエジプトのラファ国境検問所を経由してガザ地区に入った。
UAE国営エミレーツ通信(WAM)は、「この支援活動は、現在の状況に置かれたパレスチナ人を支援・救済することを目的にUAEが実施している取り組みの一環である」とする声明を伝えた。
UAEがこれまでに提供した支援物資の合計は15,755トン超で、163機の貨物機、2隻の船舶、476台のトラックで輸送が行われた。
同国はまた、ガザ地区内で野戦病院も運営しており、現在までに5,123人が治療を受けた。
他にも、ガザ住民のために、1日あたり120万ガロンの生成能力を持つ6つの海水淡水化プラントを設置。
さらには、5つの自動ベーカリーをエジプトの都市アルアリーシュに送り、ガザ地区内に届ける準備を行っている。
18日には、UAEから食料、医薬品、子どもや高齢者用の衛生キット、照明プロジェクター、毛布などを入れた124,000個超の小包が届けられた。
小包の内訳は、食料が183個、衛生キットが23個、厚手の防寒着が1,040個、下着類が3,402個、毛布が38個となっている。