
モスクワ: 2月29日(木)、ロシアのロケットがイランの衛星を軌道に乗せることに成功した。ロシアとイランの間におけるますます緊密な協力関係を強調する打ち上げとなった。
ロシアの国営企業ロスコスモスによると、ソユーズ・ロケットが同国の東の端にあるボストーチヌイ発射場から打ち上げられ、そのイランの衛星と18基のロシアの衛星を軌道に乗せた。
イラン国営テレビによると、110キログラムの衛星には、環境、農業、その他の目的で画像を撮影するために3台のカメラが搭載されている。
イラン国営テレビによると、衛星は北極と南極を回る軌道に投入され、太陽に対して定まった位置になるように同期され、システムの修正後に完全に機能するようになるという。
2月29日(木)の打ち上げは、2022年のロシアによるイランのハイヤーム衛星の軌道投入に続くものである。
イランのイサ・ザレプール通信相は、イランの宇宙開発計画として、イブラヒム・ライシ大統領の政権時代の12回を含め、合計23回の打ち上げを行ったとテレビに語った。
AP