
ガザ地区:パレスチナ赤新月社によると、イスラエル軍はガザ南部の2つの病院を包囲している。
イスラエルは、昨年10月の戦争開始以来、ガザの病院やその近辺を何度も襲撃しており、戦闘員が医療施設で活動していると主張しているが、ハマス側はこれを否定している。
赤新月社によると、ガザ南部のハーン・ユーニスにあるナセル病院とアル・アマル病院には、激しい砲撃と銃撃戦が響き渡る中、軍用車両が接近した。
医療機関によると、この病院のボランティア職員が日曜日にイスラエルの銃撃で死亡した。
赤新月社の告発に対するコメントの要請に対し、イスラエル軍はアル・アマル地域で活動しており、”現在病院では活動していない “と述べた。
赤新月社によると、無人機から放送されたメッセージは、アル・アマルにいるすべての人に手ぶらで立ち去るよう要求し、軍隊は病院の門を土の障壁でふさいでいたという。
「私たちのすべてのスタッフは現在、極度の危険にさらされており、まったく動くことができません」と同団体は付け加えた。
イスラエル軍は、アル・アマル地区で作戦を開始したと発表した。
軍の発表によると、作戦は軍事施設、トンネル、その他の “テロインフラ “を含む約40の標的への空爆から始まった。
イスラエル軍は、ガザ最大の病院であるアル・シファとその周辺にいるハマスの戦闘員を標的として、月曜日の早朝から大規模な作戦を開始した。
イスラエル軍によれば、この急襲作戦は、イスラエルが最後の戦闘員を手にするまで続けると宣言し、約170人の武装勢力を殺害したという。
イスラエル軍は昨年11月にもこの施設を急襲し、国際的な批判を巻き起こしている。
イスラエルは以前にもアル・アマル周辺での作戦を実施しており、2月には赤新月社が、軍がこの施設を数日間にわたって包囲したと発表している。
AFP