
テヘラン:イランの革命防衛隊司令官ホセイン・サラミ氏は金曜、シリアの首都にあるイラン領事館を攻撃し、2名の最高司令官を含む防衛隊員7名を殺害した、イスラエルによる空爆に対する報復として、「いかなる敵対行為も無反応では済まされない」と述べた。
これは、首都で行われた犠牲となった隊員らの葬列で、数千人が「イスラエルに死を」と唱えながら行進が行われた後のコメントである。
関係者によれば、首都テヘランでのデモ行進は、イランの他の都市での抗議行動とともに、シリア人4名とレバノンの過激派組織ヒズボラのメンバー1名を含む、計12名を殺害した月曜の空爆に対する報復の可能性への懸念が高まっている時に行われた。
首都のデモ隊はテヘラン大学に向かい、毎週金曜の礼拝の前にサラミ氏が演説を行った。
「我々に対するいかなる敵対行為も無反応では済まされない、と警告する」と彼は演説台で語り、アラビア語で「自由の洪水」と刺繍された大きなプラカードを見せた。
「もうそろそろ(イスラエル政権は)崩壊する」とサラミ氏は述べ、米国はイスラエルを支持することで「世界、特にイスラム圏の国々から激しく嫌われている」と続けた。
さらに同氏は、イスラエルはアメリカの支援に依存していると語った。
AP