
カイロ:イエメンのフーシ派は、土曜日に行われると発表されていた政府軍所属の囚人約100人の釈放を延期したと発表した。
フーシ派の幹部は、この延期は「技術的な理由」によるものだと述べ、釈放は別の機会に行われると付け加えた。
フーシ派捕虜問題委員会のアブドゥル・カデル・アル・ムルタダ代表は金曜日に、「一方的な人道的イニシアチブ」と称し、100人以上の捕虜を解放すると述べた。
同国の一部を支配するイランと同盟を結ぶフーシ派は、2023年4月に250人のフーシ派と70人の政府軍との交換で囚人を釈放したのが最後だった。
イエメンは長年にわたる内戦に巻き込まれ、数万人が死亡し、数百万人が飢えに苦しんでいる。
フーシ派はイエメン北部の事実上の権力者であり、国際的に承認された政府はイエメンの亡命大統領から権力を引き継いだ政治指導評議会が代表を務めている。
ロイター