
ビュルゲンシュトック(スイス): ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障補佐官は土曜、カタールとエジプトの仲介者は、ジョー・バイデン米大統領が提案したガザ停戦案を推進する方法があるかどうか確認するため、近々ハマス過激派と接触する予定であると語った。
サリバン氏は、ウクライナ和平サミットの傍らで記者団に対し、少なくとも6週間の停戦と引き換えに、ハマスが10月7日以来拘束されている人質の何人かを解放する合意を得るための外交努力について質問された。
サリバン氏は、主要な交渉相手の一人であるカタールのシェイク・ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アル・サーニー首相と短く話したと述べ、両者がウクライナ会議のためにスイスに滞在している日曜日に、ガザについて再び話す予定だと語った。
ハマス側は停戦提案を歓迎しているが、いかなる合意も戦争終結を確実にするものでなければならないと主張している。イスラエルは、アメリカの新しい和平提案に対するハマスの反応を、完全な拒絶だと表現した。
サリバン氏は、米政府高官はハマスの反応をよく見ていると述べた。
「我々は、いくつかの変更は予想外ではなく、管理できると考えている。ただ、中には、バイデン大統領が提示した内容とも、国連安全保障理事会が承認した内容とも矛盾するものもある。そして、我々はその現実に対処しなければならない」
次のステップは、カタールとエジプトの調停者がハマスと話し合い、「何が可能で何が不可能かを検討する」ことだという。
「仲介者とハマスとの間で一進一退が予想される。その時点でわれわれの立ち位置がわかるでしょう。私たちはイスラエル側と協議を続け、来週のある時点で、事態がどのような状況にあるのか、そしてこの事態を収束させるための次のステップをどのように考えているのか、皆さんに報告できることを期待しています」
ロイター