
アラブニュース
ドバイ:マスダール・シティにわずか14日で研究所が建設され稼働を開始し、アブダビは新型コロナウイルスの大規模な検査能力を強化した。
当研究所は、IT会社のGroup42と中国のゲノミクス企業のBGIのパートナーシップを通じ設立された。ここでは、新型コロナウイルスを検出、追跡、研究するための最も正確な検査方法の1つである、何千ものリアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(リアルタイムRT-PCR)を行うことができる。
当研究所では、COVID-19疾患を引き起こすウイルスであるSARS-CoV-2の検出に、広く承認されているBGI社の診断キットを利用する。
国営通信社WAMの報道によると、この新たな処理能力により、診断、疑わしい症例の特定、回復した患者の退院、濃厚接触者およびリスクの高いグループのスクリーニングが促進され、迅速な対応が可能になるという。
同研究所ではUAE内の試験が優先されるが、近隣地域からのサンプルを受け取ることができるよう規模を拡大する可能性がある。