
ガザ市: AFP記者によると、イスラエル軍は2日、パレスチナ自治区の主要都市に対する軍事攻撃が激化する中、全住民に退去を促すビラ1000枚をガザ市に投下した。
ビラは「ガザ市にいるすべての人」に宛てられ、市内からさらに南の安全な地域に向かうルートを示し、軍がハマスの標的を攻撃しているため、市街地は「危険な戦闘地域であることに変わりはない」と警告している。
イスラエルは6月27日、ガザ市の一部に対して初めて正式な避難命令を出し、その後数日間にさらに2回の避難命令を出した。
ビラ投下で軍は、住民は「ガザ市からデイル・アル・バラとアル・ザウィヤの避難所まで、迅速かつ検問なしで」2つの安全な道路を利用できるとしている。
10月7日のハマスの攻撃を受けて、イスラエルは1月、北部都市にある武装勢力の「軍事組織」を「解体」したと発表した。
軍がガザ市東部のシュジャイヤ地区で最新の攻撃を開始して以来、すでに数万人以上の住民がガザ市から避難し、地上戦が激化している。
最新の2つの命令は、今週戦車と部隊が移動した中央地区と西部地区を対象としている。
軍はまた、ガザ市の国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)本部の空き地内で武装勢力を攻撃したと発表した。
デイル・アル・バラも攻撃を受けており、この地域はパレスチナ人が安全のために避難するよう促されている。
国連は火曜日、イスラエルの避難命令について、パレスチナ人に戦闘のある地域に行けと言っているとして警戒を表明した。
イスラエルの数字に基づくAFPの集計によると、10月7日のハマスによるイスラエル南部への攻撃では、1,195人が死亡した。
また、武装勢力は251人の人質を拘束し、そのうち116人がガザに残っている。
ハマスが統治するガザ保健省が火曜日に発表した数字によれば、イスラエルの軍事攻撃によって、ガザでは少なくとも38,243人が死亡した。
AP