
パレスチナ自治区、ガザ市: イスラエル軍がガザ地区での作戦の終了を宣言した後、ハマスが統治するガザ地区の当局者が木曜日に語ったところによると、ガザ地区の瓦礫の下から約60人の遺体が発見された。
東部シュジャイヤ地区での戦闘、砲撃、避難民の急増は、停戦と人質解放に向けた協議が仲介役のカタールで行われている最中に起こった。
ジョー・バイデン米大統領は記者団に対し、イスラエルとハマスの戦争終結を呼びかけながら、停戦合意に向けて「前進している」と述べた。
ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルがエジプトとの国境沿いの重要なガザ領土の支配権を保持することを要求した。
ガザの民間防衛局は、ここ数ヶ月で最も激しい戦闘の後、シュジャイヤの瓦礫の下から約60人の遺体が発見されたと発表した。
ハマスによると、イスラエルの作戦により、「300戸以上の住宅と100以上の事業所が破壊された」という。
シュジャイヤの住民であるモハメド・ナイリさんは、近隣に戻った彼や他の人々が見たものは、「筆舌に尽くしがたい甚大な破壊」だったと語った。「すべての家が取り壊された」
イスラエル軍は水曜日、2週間ぶりにシュジャイヤでの任務を完了したと発表したが、砲撃と戦闘はガザ市を震撼させ続けた。
目撃者によれば、戦車と軍隊は市内の他の地域に移動したという。
AFP特派員は、テルアルハワで武装勢力がイスラエル軍と激しい衝突を繰り広げる一方で、サブラ地区への空爆を報告した。
ハマスによると、ガザ市とガザ最南端のラファで45回の空爆があった。
ネタニヤフ首相の事務所は、モサド情報部長官のデビッド・バルネア氏率いる交渉チームが、木曜日にドーハで仲介者と会談した後、イスラエルに戻ったことを確認した。
チームの帰還後、ネタニヤフ首相は、ハマスに武器が渡るのを阻止するため、イスラエルはガザのパレスチナ側とエジプトとの国境を管理する必要があると述べた。
また、ハマス殲滅と人質全員の帰還という戦争目的が達成されるまで、イスラエルが戦い続けることも許されなければならないと付け加えた。
AFP