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米国、ガザ攻撃についてイスラエル政府高官に懸念を表明

共同記者会見に臨むアントニー・ブリンケン米国務長官(左)とベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相。(AFP=時事)
共同記者会見に臨むアントニー・ブリンケン米国務長官(左)とベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相。(AFP=時事)
イスラエルと過激派組織ハマスの対立が続く中、2024年7月15日、ハーン・ユーニスのナーセル病院で行われた葬儀で、2日前にイスラエル軍によるアル・マワシ地区への空爆で負傷し死亡した同僚ビラル・ラマダン・ファルハンさん(42)の息子、11歳のアーメド君を慰めるパレスチナ民間防衛隊員と親族。(AFP=時事)
イスラエルと過激派組織ハマスの対立が続く中、2024年7月15日、ハーン・ユーニスのナーセル病院で行われた葬儀で、2日前にイスラエル軍によるアル・マワシ地区への空爆で負傷し死亡した同僚ビラル・ラマダン・ファルハンさん(42)の息子、11歳のアーメド君を慰めるパレスチナ民間防衛隊員と親族。(AFP=時事)
2024年7月14日、イスラエルとパレスチナ過激派組織ハマスの対立が続く中、ガザ地区中部のヌセイラット・キャンプで、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が運営するパレスチナ国内避難民が暮らす避難所となったアブ・アラバン校がイスラエル軍の砲撃を受け、負傷したパレスチナ人の子どもがヌセイラット難民キャンプのアル・アウダ病院で手当てを受けている。(AFP=時事)
2024年7月14日、イスラエルとパレスチナ過激派組織ハマスの対立が続く中、ガザ地区中部のヌセイラット・キャンプで、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が運営するパレスチナ国内避難民が暮らす避難所となったアブ・アラバン校がイスラエル軍の砲撃を受け、負傷したパレスチナ人の子どもがヌセイラット難民キャンプのアル・アウダ病院で手当てを受けている。(AFP=時事)
2024年7月15日、イスラエルとパレスチナの過激派組織ハマスの対立が続く中、ハーン・ユーニスのナーセル病院で行われた葬儀で、2日前にイスラエル軍によるアル=マワシ地区への空爆で負傷して死亡した同僚のビラル・ラマダン・ファルハンさん(42)の遺体のそばで、息子のアーメドさん(11)を慰める親族とパレスチナ民間防衛隊員。(AFP=時事)
2024年7月15日、イスラエルとパレスチナの過激派組織ハマスの対立が続く中、ハーン・ユーニスのナーセル病院で行われた葬儀で、2日前にイスラエル軍によるアル=マワシ地区への空爆で負傷して死亡した同僚のビラル・ラマダン・ファルハンさん(42)の遺体のそばで、息子のアーメドさん(11)を慰める親族とパレスチナ民間防衛隊員。(AFP=時事)
2024年7月13日、ハーン・ユーニスのナーセル病院の死体安置所前で、子供の遺体を囲むパレスチナ人。ハマスが運営する保健省によると、イスラエル軍の攻撃により、パレスチナ自治区南部の戦争避難民キャンプ「アル・マワシ」で少なくとも71人が死亡した後、死傷者が運ばれた医療施設の一つ。(AFP=時事)
2024年7月13日、ハーン・ユーニスのナーセル病院の死体安置所前で、子供の遺体を囲むパレスチナ人。ハマスが運営する保健省によると、イスラエル軍の攻撃により、パレスチナ自治区南部の戦争避難民キャンプ「アル・マワシ」で少なくとも71人が死亡した後、死傷者が運ばれた医療施設の一つ。(AFP=時事)
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16 Jul 2024 01:07:56 GMT9
16 Jul 2024 01:07:56 GMT9
  • 今回の訪問は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が7月24日に米議会で演説を行う数日前のことである。
  • ガザ保健省が提供したデータによれば、イスラエルは、民間人を中心に少なくとも38,584人のパレスチナ人を殺害している。

ワシントン:アントニー・ブリンケン米国務長官は月曜日、イスラエルの高官2人と会談し、イスラエルによる最近のガザ地区での致命的な攻撃について懸念を表明した。

イスラエル軍はここ数日、難民キャンプや避難所として使用されていた国連運営の学校を含む、致命的な攻撃を数回行っている。これに対してハマスが停戦交渉から離脱すると発表したため、停戦と人質解放の交渉の見通しが立たなくなった。

国務省のマシュー・ミラー報道官は記者団に対し、「最近のガザにおける民間人の犠牲について深刻な懸念を表明するため」と述べた。

土曜日、イスラエル軍の攻撃により、ハーン・ユーニス近郊のアル・マワシ・キャンプで90人以上が死亡したと、ガザのハマスが運営する保健省が発表した。このキャンプは5月、イスラエル軍によって安全人道地帯とされ、市民はそこに避難するよう指示された。

イスラエルは、数十年にわたりイスラエルから最も指名手配されているハマス軍司令官モハメッド・デイフ氏と、現在の戦争の引き金となった10月7日の攻撃の首謀者の一人とイスラエルに信じられているハーン・ユーニスのイスラム主義運動司令官ラファ・サラマ氏を標的にしていると述べた。

あるハマス関係者は日曜日に、デイフ氏は「今も、直接作戦を監督している」と語ったが、疑念は残る。ミラー氏によれば、イスラエルの2人の高官は、デイフ氏の生死について「まだ確信を持っていない」とブリンケン氏に語ったという。

また、イスラエルとハマス間の停戦、ガザへの人道支援、戦後の計画についても話し合いが持たれたという。

今回の訪問は、ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相が7月24日にアメリカ議会で演説する数日前に行われた。

「イスラエルが停戦を望んでいること、そして彼らが提示した提案にコミットしていることを、我々はイスラエルから直接聞き続けている」とミラー氏は語った。

AFP通信がイスラエルの数字に基づいて集計したところによると、1,195人(ほとんどが民間人)が死亡した10月7日のハマスによる攻撃の後、米国はイスラエルの自衛権を強く擁護している。

攻撃中、ハマス過激派は251人の人質も確保し、そのうち116人はいまだにガザにいる。

しかしバイデンは、ガザ地区のパレスチナ人の窮状をめぐって政治的圧力を強めている。

ガザ保健省が提供したデータによると、イスラエルの軍事攻撃によって、少なくとも38,584人が死亡した。

AFP

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