
ドバイ:イエメンの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は11日、少なくとも45人の難民を乗せたボートがイエメン、タイズ沖で転覆し、生存者は4人だと発表した。
船は、強風と過積載が原因で転覆したという。UNHCRは、国際移住機関(IOM)と協力し、生存者の支援と保護を行っていると述べた。残りの難民についての詳細は明らかにされていない。
6月には、260人の移民を乗せてソマリアを出発した船がイエメン沿岸で転覆し、少なくとも49人の移民が死亡、140人が行方不明となった。
IOMは、移住ルートで死亡または行方不明になった移民の集計を行っており、2014年以降、アフリカの北東部から湾岸諸国へと続くルート沿いで、1860人の移民が死亡、もしくは行方不明となった。
国連によると、昨年は9万7000人の移民がアフリカ北東部からイエメンに到着した。
ロイター