
テヘラン:イランは木曜日、ガザでの戦争が10ヶ月目に突入する中、イスラエル首相を歓迎する米国政府と議会を非難した。
「パレスチナの子どもたちは、テルアビブの殺戮者によって毎日虐殺されている。こうした犯罪に直面しても、アメリカ政府と議会は、この死刑執行人を拍手で歓迎している」と、イラン外務省のナセル・カナニ報道官は「」X」への投稿で述べた。
「犯罪者である偽政権の首相は、9カ月にわたる大量虐殺と幼児虐殺を先導してもなお、支持者たちに受け入れられている」と、水曜日にアメリカ議会で演説したベンヤミン・ネタニヤフ首相に言及した。
この発言は、ネタニヤフ首相がイランの 「テロリズムの枢軸 」に対抗する同盟を呼びかけ、中東における宗派間の殺戮のほとんどすべての背後にイランがいると主張した後のことだった。「アメリカとイスラエルは今日、イランの脅威の増大に対抗するため、中東における安全保障同盟を結ぶことが可能だ」とネタニヤフ首相はアメリカの議員たちに語った。
ガザ戦争は、パレスチナの過激派組織ハマスが10月7日にイスラエルへの奇襲攻撃を開始したことに端を発し、イスラエルの統計に基づくAFPの集計によれば、民間人を中心に1,197人が死亡した。その日人質となった251人のうち、111人がいまだにガザ地区内で拘束されており、そのうちの39人は死亡したと軍が発表している。
ハマスが統治するガザの保健省によれば、戦争が始まって以来、イスラエルによるガザ地区での軍事作戦で39,100人以上のパレスチナ人が死亡している。
イランは10月7日の攻撃を称賛したが、自国は攻撃に関与していないと述べた。
AFP