
カイロ】ガザの民間防衛局によると、土曜日未明のイスラエル軍の空爆により、パレスチナ人一家15人(うち子供9人と女性3人)が死亡した。
空爆は、ガザ中心部のアル・ザワイダ地区にあるアジュラ一家の家を直撃したと、民間防衛のマフムード・バサル報道官はAFP通信に語った。イスラエル軍は即座にコメントを発表しなかった。
「アルザワイダのアジュラ家の自宅と倉庫に対するイスラエル軍の攻撃による死者は15人だ」とバサルは述べた。
バサルは、子供9人と女性3人を含む死者のリストを示した。
目撃者によると、攻撃は真夜中過ぎに行われた。
「3発のロケット弾が家を直撃した」と、AFP通信に語った。
「中にはたくさんの子供や女性がいた。彼らは何をしたんだ?
夜明け後に撮影されたAFPTVの映像には、崩れたコンクリートブロックの山の下で遺体を探す救助隊の姿が映っていた。
イスラエルとハマスの10ヶ月以上に及ぶ戦争によって、ガザの広大な地域は廃墟と化した。
ハマスが10月7日にイスラエルを攻撃した後に戦争が勃発し、イスラエルの公式発表に基づくAFP通信の集計によると、その結果、民間人を中心に1,198人が死亡した。
また、この攻撃で武装勢力は251人を拘束し、そのうち111人はいまだにガザで拘束されている。
ハマスが統治するガザの保健省によれば、イスラエルの報復軍事作戦によって、ガザでは少なくとも4万5005人が死亡したという。
ロイター