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国連、フーシ派がイエメンの人権事務所を返還したと発表

国連は月曜日、フーシ派に2カ月以上拘束されている国連職員13人と、NGOや大使館職員数十人の解放を改めて求めた。(AFP=時事)
国連は月曜日、フーシ派に2カ月以上拘束されている国連職員13人と、NGOや大使館職員数十人の解放を改めて求めた。(AFP=時事)
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20 Aug 2024 01:08:26 GMT9
20 Aug 2024 01:08:26 GMT9
  • 先週、事務所占拠を発表したフォルカー・ターク国連人権担当部長は、これを「国連の任務遂行能力に対する深刻な攻撃」と呼んだ。

国連(米国): イエメンの反政府勢力フーシ派は、今月初めに占拠したサヌアの国連人権事務所を返還したと、国連報道官が月曜日に発表した。

8月3日、イランに支援されたグループは、国連人権事務所の敷地内に代表団を送り込み、職員に鍵の引き渡しを強要した。

事務総長報道官のステファン・デュジャリック氏は、「事務所は本日、イエメン常駐調整官に引き渡された」と述べた。

同調整官によると、「事務所は元の状態にあるようだが、現在、目録の作成が行われている」という。

先週、事務所の接収を発表したフォルカー・ターク国連人権担当部長は、これを 「国連の任務遂行能力に対する深刻な攻撃 」と呼んだ。

国連は月曜日、フーシ派に2ヶ月以上拘束されている13人の職員と数十人のNGO職員、大使館職員の解放を再度求めた。

アントニオ・グテーレス事務総長は、拘束されている人々の「安否を深く案じている」と述べ、彼らの「即時かつ無条件の解放」を求めたと付け加えた。

「国連とそのパートナーは、その任務を遂行する間、決して標的にされたり、逮捕されたり、拘束されたりすべきではない

フーシ派は、人道支援組織を隠れ蓑に活動する「アメリカ・イスラエルのスパイ・ネットワーク」を逮捕したと主張したが、国連人権事務所はこの主張を明確に否定した。

フーシ派は、世界最悪の人道危機を引き起こした長期にわたる内戦に従事している。

アラビア半島の最貧国では、人口の半数以上が援助に依存している。

2022年4月に国連が6カ月間の停戦を交渉して以来、戦闘は大幅に減少しているが、停戦は正式に終了している。

AFP

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