
国連/エルサレム: 国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)の責任者は、月曜日にガザ北部でイスラエルに8時間以上拘束されていた国連の車両と職員が解放されたと発表した。
イスラエル軍は月曜日、多数の「パレスチナ人容疑者」が乗っており、尋問したいという情報を得たため、車列を拘束したと述べた。
車列は、ワディ・ガザ検問所のすぐ後で、国連職員が拘束すると脅されて銃口を向けられた。
UNRWAのフィリップ・ラザリーニ代表は、「ブルドーザーが国連の装甲車に大きな損害を与えた」と述べた。
これに先立ち、イスラエル軍は、車列がガザの子どもたちのためにポリオワクチンを運んでいたという主張に異議を唱え、その代わりに 「国連職員の交換 」が目的だったと述べた。
先月、世界保健機関(WHO)が、ガザで25年ぶりに2型ポリオウイルスに感染した赤ん坊の半身不随を確認したことを受け、ガザの64万人の子どもたちにワクチンを接種するキャンペーンが9月1日に開始された。
ラザリーニ氏はイスラエルの説明に反論し、車列はガザ市とガザ北部で予防接種キャンペーンを展開する途中だったと述べた。また、火曜日にガザ北部でキャンペーンが再開されるかどうかはわからないと付け加えた。
ロイター