モスクワ:ロシアは土曜日、アラブ首長国連邦が仲介した交換取引で、捕虜となっていたウクライナ兵103人とロシア人捕虜103人を交換したと発表した。
ロシア国防省によると、土曜日の交換で解放されたロシア軍兵士は、8月6日に始まったウクライナのクルスク地域への侵攻中に捕虜となった。
ウクライナ側からの即時の確認は得られていない。
「交渉の結果、クルスク地域で捕虜となった103名のロシア軍兵士が、キエフ政権の支配地域から戻された」とロシア国防省は述べた。
「その見返りとして、ウクライナ軍の捕虜103人が引き渡された」
「現在、すべてのロシア軍兵士はベラルーシ共和国の領内にあり、必要な心理的・医療的支援を受け、また家族と連絡を取る機会も与えられている」と、同省は付け加えた。
現在も戦闘が続いているにもかかわらず、ロシアとウクライナは2年半にわたる紛争中、数百人の捕虜交換を何とか実現させており、その多くはアラブ首長国連邦、サウジアラビア、トルコが仲介した取引によるものだった。
今回の発表は、ロシアとウクライナがアラブ首長国連邦の仲介で115人の捕虜を交換したわずか3週間後のことである。
AFP