
アラブニュース
ドバイ:アラブ首長国連邦はCOVID-19患者を治療するために血漿療法の臨床試験を行っていると、国営通信社WAMが日曜日に報じました。
この治療は、回復したコロナウイルス患者から抗体が豊富な血漿を取り出し、ウイルスによって引き起こされる疾患であるCOVID-19の重症患者に注射するというものです。
アラブ首長国連邦は、患者を治療するための取り組みにおいて、クロロキンやヒドロキシクロロキンなどの潜在的な薬物治療も検討していると述べています。
「いくつかの予備研究は、COVID-19治療におけるクロロキンやヒドロキシクロロキンなどの薬剤の有効性を示しています。これらは国内で使用されている薬物であり、その有効性と他の抗ウイルス薬の有効性は継続的に観察されています」と、UAE健康部門の公式報道官、ファリダ・アルホサニ氏は言いました。
ホサニ氏は、より多くの症例を検出し、ウイルスの広がりを制限し、患者と接触した人々を隔離するために、ここ数週間で検査数を増やしていると述べました。
政府は、必要なケアを受けた後、170人がCOVID-19から回復し、回復者の総数は588人に達したと発表しました。過去数日間に20,000人以上の追加検査を行い、376人が陽性と確認され、症例総数は3,736人となりました。