ガザ地区:ガザ市の民間防衛救助隊によると、日曜日にイスラエル軍が学校を避難所として使用していたところを空爆し、少なくとも7人が死亡した。イスラエル軍はハマス武装勢力が標的だったと発表した。
10月7日のハマスによるイスラエルへの攻撃に端を発したこの戦争により、包囲されたガザ地区の240万人の住民の大多数が少なくとも一度は避難を余儀なくされ、その多くが学校の建物に避難している。
民間防衛機関の報道官マフムード・バサル氏は、「イスラエル軍によるアル・シャティ難民キャンプのカフ・カシム学校への砲撃により、7人の殉教者と多数の負傷者(重傷者を含む)が出た」と報告した。
同氏は、避難民となった数百人のガザ人がそこに避難していると述べた。
イスラエル軍は、学校の敷地内で活動するパレスチナ武装勢力を標的にしたと発表し、また「精密兵器」の使用や監視など、「巻き添えとなる民間人の被害リスクを軽減する」ための措置を講じたと述べた。
さらに、空軍が「ガザ地区北部のハマス・テロリスト」に対して「複合施設で活動する」ことを理由に「精密攻撃を行った」と発表した。
軍の声明では、死傷者に関する情報は提供されていない。
日曜日の攻撃は、戦闘がほぼ1年続いているガザ地区で避難民が暮らす学校施設に対するイスラエルの空爆の一連の最新のものとなった。
土曜日には、民間防衛機関がガザ市内の別の学校を転用した避難所に対するイスラエルの空爆により21人が死亡したと発表した。軍は、武装勢力が標的であったと発表した。
9月11日にガザ地区中心部にある国連運営のアル・ジャウニ学校が攻撃されたことに対しては、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が職員6人が18人の死者の中に含まれていると発表したことから、国際的な非難の声が上がった。
イスラエル軍は、ガザ地区の数千人が避難している学校の建物にハマスが身を潜めていると非難しているが、パレスチナの武装グループはこれを否定している。
保健省が発表したデータによると、イスラエルのガザ地区に対する軍事作戦により、少なくとも41,391人のパレスチナ人が死亡しており、その大半は民間人である。国連はこれらの数字を信頼できるものと認めている。
10月7日の攻撃により、イスラエル側では1,205人が死亡した。その大半は民間人である。AFP通信がイスラエル政府の公式発表を基に集計したところによると、この数字には拘束中に死亡した人質も含まれている。
この日人質となった251人のうち、97人は依然としてガザ地区内に拘束されており、その中にはイスラエル軍が死亡したとしている33人も含まれている。
AFP