レバノン、ベイルート:フランス外務省によると、ジャン=ノエル・バロ外相が日曜日の夜にレバノンに到着した。これにより、イスラエルの空爆が1週間前に激化して以来、初めての高官レベルの外交官の訪問となった。
空爆の即時停止を以前に呼びかけていたバロ氏の到着は、外務省がレバノンで2人目のフランス人が死亡したと発表した直後のことだったが、詳細は不明である。
バロ氏は、11.5トンのフランス人による人道支援物資の配達を監督したと、レバノンのフィラス・アビアド保健大臣は述べた。
フランス人状況に関する会議の後、バロ氏は月曜日にナジーブ・ミカティ首相を含む政府高官と会談する予定である。
また、レバノン担当の国連特別調整官や南部の国連平和維持部隊のメンバーとも面会する予定である。
「我々は2人目のフランス人の死亡を確認した」と、同省は日曜日に発表し、さらに詳しい情報は後ほど提供されると付け加えた。
先週月曜日には、レバノン南部の村で爆発があり、87歳のフランス人女性が死亡している。
イスラエル軍は日曜日、金曜日にベイルートへの空爆でイラン支援組織ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ師が死亡したことを受け、レバノンのイラン支援組織ヒズボラのさらなる標的を攻撃したと発表した。
この暴力により、中東情勢がさらに悪化するのではないかという強い懸念が高まっている。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、レバノンへの特使として、元外務大臣および国防大臣のジャン=イヴ・ル・ドリヤン氏を任命した。
ル・ドリヤン氏はこれまで6回レバノンを訪問しており、直近では週明けに同国を訪問した。
AFP