
カイロ:エジプトの警官と7人のテロ容疑者が火曜日に銃撃戦で死亡したと内務省が火曜夜に声明を出した。
その他3人の警官も負傷したと伝えた。
銃撃戦はアルアミイラ地区で発生したと検察官が声明で述べた。
内務省は、「テロ活動実行の起点として、カイロ東部と南部で複数の地域を隠れ家として利用し、その部隊が『タクフィリ』のイデオロギーを擁するテロの下部組織がある」との情報を得たと声明は述べた。
エジプトでは、攻撃対象を背教者であると非難することが多いイスラム過激派を指すのに、「タクフィリ」という用語を用いる。
2つの民間テレビ局が、ロイターがすぐに確認をとれなかったが、銃撃の映像とされるものを放送し、住民に屋内にとどまるように指示した。
同省によると、武器と弾薬が容疑者たちとともに見つかった。
検察官は、捜査チームが銃撃現場に派遣されたと述べた。
エジプトは、2013年にムスリム同胞団のムハンマド・ムルシー元大統領がその支配に対する大規模な抗議運動に続き追放されて以来、シナイ半島北部でイスラム教徒の反乱と戦っている。
軍と警察は2018年に過激派グループに対する大規模な作戦を開始し、シナイ半島だけでなく南部地域とリビアとの国境にも焦点を当てた。
最近の大きな攻撃としては2017年11月、北シナイでのモスクへの攻撃で過激派が300人以上を殺害し、アラブ世界で人口が最多の国で、最も致命的な事件となった。
ロイター