
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)大統領のシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下と欧州委員会委員長のウルスラ・フォン・デア・ライエン氏は、ガザとレバノンにおける停戦の緊急性について電話会談を行った。
両首脳は、国際法に則り民間人を保護すること、そして紛争地域の民間人の苦しみを和らげるために、人道支援を安全かつ十分に届けることの重要性を強調した。
また、中東におけるさらなる緊張の高まりを防ぐための取り組みについても話し合い、地域の安全と安定に深刻な脅威をもたらす紛争を封じ込めるための集団行動の必要性を強調した。
両首脳は、2国家解決策に基づく、公正で包括的、かつ永続的な中東和平への支持を改めて表明した。
シェイク・ムハンマド殿下は、EUを含む国際的および地域的パートナーと協力し、中東における紛争の拡大を防止し、民間人への人道支援を提供することへのUAEの取り組みを強調した。
シェイク・ムハンマドとフォン・デア・ライエン委員長はまた、UAEとEUの関係を見直し、関係強化と共通の利益の達成に向けた方法を模索した。
シェイク・ムハンマドは、貿易や投資などの分野における相互発展と協力に重点を置き、EUおよび加盟国との戦略的関係強化に対するUAEの決意を改めて表明した。また、両地域に利益をもたらす湾岸諸国と欧州のさらなる協力関係を支持する姿勢を示した。