
アラブニュース
ドバイ:UAEはコロナウイルスの治療に有効とされるヒドロキシクロロキン(HCQ)550万錠をインドから輸入する方針。ニューデリーにある同国大使館がツイートした。
UAE大使館はその薬の「最初の」輸出に協力してくれたインド政府に対し感謝した。インドはHCQの最大の輸出国の1つだ。
3月、フランスの大手製薬会社サノフィは、抗マラリア薬で30万人のコロナウイルス患者を治療できる可能性があると発表した。
「プラケニル」(商品名)は試験結果で「期待できる」と評価された。
サノフィはフランスに数百万回分投与できる量のプラケニルをいつでも提供できると同社の広報はAFP通信に語った。また「これらの結果を確認するため」フランスの保健当局に協力すると述べた。
この研究では、コロナウイルスの患者24人にプラケニル(ヒドロキシクロロキン分子)を投与した。この薬は、数十年前から全身性エリテマトーデスや関節リウマチなどの自己免疫疾患の治療薬として使用されてきた。
マルセイユの疾病研究センター(IHU)の所長デディエ・ラウール教授によると、プラケニルの投与を始めて6日後、投与された患者の4分の3はウイルスが消えたという。
UAEで確認されているコロナウイルスの感染者は6,302人、そのうち37人が死亡し、1,188人が回復した。