エルサレム:イスラエル軍は24日、レバノンからイスラエル中部と北部に約40発の弾丸が発射されたと発表した。
「上ガリラヤ、西ガリラヤ、中央ガリラヤ地域で09:50から09:51の間に鳴ったサイレンの後、約25発の弾丸がレバノンからイスラエルに渡ったことが確認された。発射体の一部は迎撃され、落下した発射体が確認された」と軍は声明で発表した。
この発表は、空襲サイレンが鳴り響く中、約15発の弾丸が発射されたという先の報告に続くものであった。
イスラエルの緊急対応部隊のスポークスマンは、イスラエル中部で「ガラスの破片で軽傷を負った4人を発見した。彼らは窓ガラスが割れたコンクリートの建物の中で負傷した」と語った。
また、イスラエル警察は、イスラエルの防空システムによって迎撃された弾丸の着弾地点を捜索しているが、深刻な被害は報告されていないと述べた。
月曜日には、イスラエル北部の町シュファラムとイスラエルの商業中心地テルアビブ近郊の2カ所で死者1名、負傷者数名が出た。
軍によると、イランの支援を受けるレバノンのヒズボラ運動は月曜日、レバノンからイスラエルに向けて約100発のロケット弾を発射し、イスラエル空軍はベイルートを空爆した。
ヒズボラは昨年10月、ガザのパレスチナ過激派組織ハマスへの支援のため、イスラエルに向けてロケット弾を発射し始めた。イスラエルは9月以降、主にヒズボラの拠点を狙ってレバノンで大規模な空爆作戦を展開しているが、イランに支援されているヒズボラの支配地域外を攻撃した例もある。
AFP