
カイロ:火曜日、イスラエルによる大規模な空爆により、ガザ地区北部の2カ所の家屋に住む家族が死亡した。一方、南部の戦車は地中海沿岸の人道的地帯に押し寄せ、避難を余儀なくされた家族は再び避難を余儀なくされた。
医療関係者によると、ガザ市郊外のダラジにある家屋への空爆で、少なくとも10人の死亡が確認され、建物は破壊され、近隣の家屋も損壊した。
さらに北のベイトラヒヤでは、10月初旬からイスラエルに包囲されている。
明け方、空爆を受けた家屋の瓦礫の下で、少なくとも15人が死亡または行方不明になっていると医療関係者が語った。救助隊は現場に到着できず、犠牲者数を確認できなかった。
ガザ市とベイトラヒヤの別の場所でも、少なくとも10人のパレスチナ人が死亡した。
火曜日の空爆について、イスラエル軍からのコメントは即座に得られなかった。イスラエルは、武装勢力を標的にしており、民間人に危害が及んだ場合は、その中で活動していた戦闘員のせいであると言っているが、戦闘員はこれを否定している。
ベイトラヒヤではイスラエルは10月から、ハマス戦闘員の再編成を阻止するための攻撃と称して活動している。パレスチナは、軍は飛び地の北端にある緩衝地帯の人口減少を狙っていると言うが、イスラエルはこれを否定している。
飛び地の南部、エジプトとの国境に近いラファでは、イスラエル軍の戦車が西部のマワシ地区をさらに押し進め、数十世帯がハーン・ユーニス方面へ北上せざるを得なくなったと住民は語った。
その数時間後、住民によると、軍はこの地域の家屋数軒を爆破し、テント数棟に火を放ったという。
イスラエルはこれまで、地中海沿岸のマワシを人道的地域に指定してきた。数千人のパレスチナ人が、安全のために他の地域から移動するようにというイスラエルの命令に従い、数ヶ月間そこでテント生活を送っている。
ソーシャルメディアに流れた映像では、テント野営地のそばから黒と灰色の濃い煙が立ち上っていた。ロイターは、この映像の時間や正確な場所をすぐに確認することはできなかった。
イスラエル当局によると、戦争はパレスチナの過激派組織ハマスが2023年10月7日にイスラエルに突入し、民間人を中心に1,200人を殺害し、250人以上の人質をガザに連れ帰ったことから始まった。
ハマスが支配するガザ地区の当局によると、イスラエルはその後、空爆と陸上攻撃を開始し、民間人を中心に4万5000人以上を殺害した。
この作戦によって、ガザ地区のほぼ全住民が避難し、ガザ地区の大部分が廃墟と化した。
AFP