
イスタンブール/エルサレム:新年の元旦の水曜日、イスタンブールにあるガラタ橋に数万人の人々が集まり、ガザ地区のパレスチナ人への連帯を表明した。
デモ参加者はトルコとパレスチナの国旗を振り、「パレスチナ解放」を叫びながら、300以上の親パレスチナおよびイスラム教徒のグループの連合軍である「国民意志プラットフォーム」が主催するこの抗議活動に参加した。
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の息子であるビラル・エルドアン氏は、群衆に向かって演説し、ガザ地区への支援を呼びかけ、イスラエルの行動を非難した。
彼は、反体制派の軍事勢力によってシリアのアサド大統領が追放された最近の出来事に言及した。
「シリアのイスラム教徒は決意に満ち、忍耐強く、そして勝利を収めた。シリアに続き、ガザ地区も包囲網から勝利を収めるだろう」と彼は述べた。
無人機からの映像には、橋と隣接するエミノニュ地区とシルケジ地区を埋め尽くす数千人の人々の姿が映し出されていた。
エルドアン大統領は、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃を激しく批判している。
一方、イスラエル軍は、新年の最初の数分間にガザ地区から2発の飛翔体が発射されたと発表した。そのうち1発は迎撃されたが、もう1発は空き地に落下した。
イスラエル軍によると、深夜(グリニッジ標準時22時)頃、ネゲブの西部で警報サイレンが鳴り響き、「2発の飛翔体がガザ地区中央部からイスラエル領内に飛来したのが確認された。
「1発は無事に迎撃され、2発目は空き地に落下した」と軍はテレグラムで述べた。
軍は、ここ数日、ガザ北部から発射された複数のロケット弾を撃墜したと述べた。
10月以来、ガザ地区におけるイスラエルの軍事作戦は北部に重点を置いており、当局者は、陸上および空中攻撃はハマスの再編成を阻止することが目的だと述べた。
ガザ戦争は、2023年10月7日にハマスが主導したイスラエルに対する前例のない攻撃が引き金となった。
イスラエルの報復的な軍事作戦により、ガザでは4万5500人以上が死亡した。
AP/AFP