
ガザ地区:ガザ地区の保健省は木曜日、イスラエルとハマスの戦闘によるパレスチナ人の死者は4万6000人を超えたと発表した。15ヶ月にわたる紛争に終結の兆しは見えない。
保健省によると、パレスチナ人の死者は4万6006人、負傷者は10万9378人に上る。 また、犠牲者の半数以上が女性と子供であると発表しているが、戦闘員と民間人の死者数の内訳については明らかにしていない。
イスラエル軍は、証拠を提示することなく、1万7000人以上の武装勢力を殺害したと発表している。 武装勢力が住宅地で活動しているとして、ハマスが死者の責任を負うべきだと非難している。
数十万人のパレスチナ人が、食料やその他の必需品へのアクセスが限られている海岸沿いの広大なテントキャンプに詰め込まれている。イスラエルはまた、シェルターや病院に隠れている武装勢力と主張するものを繰り返し攻撃しており、その際には女性や子供が犠牲になることが多い。
この戦争は、2023年10月7日にハマス率いる武装勢力がイスラエル南部に侵攻したときに始まり、1200人余りが死亡、250人余りが拉致された。ガザ地区で依然として拘束されている100人の人質の3分の1は死亡したとみられている。
AP